加工とECで地域産業の
魅力と価値を広める

当社では地元農家、畜産業者、漁業組合など様々な分野の生産者と連携し
6次産業化に取り組んでいます。

6次産業化とは

6次産業化とは、1次産業の農林漁業と、
2次産業の製造業、3次産業の小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取り組みです。6次産業化の「6」という数字は、「1次産業×2次産業×3次産業」というたし算が由来になっています。

1次産業

お客様の「美味しかった」の
声を届け
より良質な牛肉を食卓に届ける

「中島牧場」は長岡市で肉用牛を飼養するごくわずかな牧場のひとつ。
初代社長が高校卒業後、兵庫県にある木村牧場というところで修行をし、地元に戻って畜産を始めたのが今から50年前。牛舎を拡大しながら、現在は450頭の牛を育てています。
しかしながら、「中島牧場」の課題として、実際にお肉を食べるお客様の声が届かないという状況がありました。スーパーでは「新潟県産黒毛牛」としか表示されず、「中島牧場」の名前も知られなければ、お客様の「美味しかった!」の声も中島牧場には届きません。
そんな中、当社社長と「中島牧場」の後継となる栄司さんが同級生ということもあり、業務提携を結びました。密に連携を取りお客様からの声を届け、生産計画や商品開発に反映することで一社では成し得なかったブランド力の向上を実現しています。

2次産業

徹底した衛生管理の下
新鮮で安全な食肉を提供する

惣菜製造業許可、食肉販売業許可、食肉製品製造業許可、水産加工業許可、ふぐ調理師免許など様々な加工販売を行なえる体制を整えてきました。「中島牧場」から受け取った食肉は専用の加工場にて部位ごとにカットや味付けなどの加工を行い、パッキングやラベル貼りを行なった後、速やかに冷蔵冷凍保存します。
加工場では徹底した衛生管理の下、早く加工を行い、新鮮で安全な食肉をお客様に届けます。

3次産業

私たちの考える6次産業化とは
生産者と消費者、
そして未来に繋げる

当社ではコロナ前からSNSやネットによる販売に取り組んできました。そしてコロナ禍での巣籠もり需要の高まりやネット環境が整うことで、スマートフォンでモノを買う事が現在では当たり前になりました。当社のネット販売事業も年々拡大傾向であり、日々地元食材を全国に届けています。そんな中でも「中島牧場」の食肉は人気商品であり、リピーターも増え続けています。生産者の想いを全国の消費者に届け、消費者の声を生産者に届ける。そして長岡の”食”を未来に繋げることが私たち朔グループの考える6次産業化の形です。